ハーフの娘をバイリンガルにできない理由 ~前半~
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こんにちは、年の差婚 in オーストラリアの かみなり3番です。
こちら↓↓でもご紹介した通り、私の娘は日本人とスコットランド人のハーフで、オーストラリア人。
ハーフの子供 = バイリンガル と想像する方も多く、『将来、娘がバイリンガルなんていいね』なんて言われたりします。
ですが、私はバイリンガル化には力を入れていません。
そこで、なぜ娘をバイリンガルにできない・しないのか をお届けしようと思います。
注意 : バイリンガルを否定するものでは全くありません。あくまでも、自分の娘の教育方針をどう決めるのか。というお話ですのでご了承下さい。
娘がバイリンガルの方がいいか?と聞かれたら 絶対 Yesです。
言語はたくさんしゃべれた方がいいに決ってる。
バイリンガル、トリリンガル。自分のおじいちゃんやおばあちゃんとも通訳なしで話せるし。
小さい頃に二カ国語 • 三カ国語を学んだ子供は他のスキルも発達する傾向にある、とも。小さい子供の脳にいいのは分かってる。
でも正直、私は親としてそんなに器用でない...。それは自分で認めます。
だから、娘に身につけてほしいスキル全部を同時進行するのは無理だと思った。
その為、娘がオーストラリアの社会に出るという前提で、身につけて欲しいスキルや資質を絞り、そこに時間とお金を費す。そう決めた。
そして、娘のバイリンガル化の優先順位は、今から言う4つのスキルよりも低い。順位が低い事に時間やお金を費やすことに意義がある、とは思えなかった。
じゃあ、私の優先順位は...というと
1. オーストラリア流のコミュニケーション能力
このコミュニケーション能力。教わってすぐ身につくものではないと思います。
しかも 二カ国語以上喋れる =コミュニケーション能力が高い ではなく、全く別のスキルかと。
オージー流のコミュニケーションは、小さい頃からの積み重ねだと思いました。
幸いにも、ステップキッズ達(生粋のオーストラリア人)が、どのように育つのかを目の前で見てきました。日本人の子供とは全く違う。カルチャーショックでした。
だから、娘が小さい頃から保育園に通い、同い年のオージー達に触れ、このスキルを習得してほしかった。
2. 自信
オーストラリアの社会において不可欠な資質の1つ、自信。
自信を出すというのは、日本で育った私には想像以上に難しかった。(正直、今でも苦戦しています。)
謙虚 = 自信がない人 と理解される。
マスターし始めたら、自信を前に出し過ぎ性格の悪い人。さじ加減が難しい。
私が思うオージーの自信とは、、、
保守的でありながら協調性があり積極的。(言葉にならず、すみません。) 難しいバランスです。
ちなみに英語で自信を出すは、
Display confidence や Show confidence。
またConfidenceの別の使い方で、
I have confidence in you. というフレーズがあります。
意味は、私はあなたに自信を持っている = あなただったらできる です。
何かにチャレンジするのに不安になっている人に、『成し遂げられる。できる。大丈夫』と励ますフレーズでもあります。
You can do it に似ていますが、I have confidence in you の方が丁寧で誠実感が強い、と個人的には思います。
ビジネスシーンであれば、同僚同士、上司が部下にいうフレーズ。部下が上司には言わないですね(なんか変ですよね、部下が上司に『できるよ、大丈夫』って)。
このオーストラリア人でも苦戦する自信。私は娘に小さい頃からつけてあげたかった。大きくなってから身につけるのは、結構な努力が必要だから。
じゃあ、どうしたら自信をつけてあげられるのか、、、
- 褒める
日本人が大げさじゃない? と思うくらい褒めて褒めて褒める。そして、何かできたら拍手喝采。旦那、私、ステップキッズ4人 の計6人で娘に拍手喝采です。
『小さいうちは言葉だけではなく目で見て褒められた、と認識させる事が大事じゃない?』と旦那。なるほどねー。
そして、、、
- 娘がする事を否定しない。
娘が2歳になる前、旦那に言われました。
『娘にNo Noって言い過ぎじゃない? 娘が理解できないと思ってるかもしれないけど、子供はそういうの分かるから。自尊心や自信が育たないから辞めてくれる?』と。
私、無意識で言ってたらしい。反省しました。それから、危険を伴う場合以外はダメというのを辞めました。(正確にいうと、ダメというのを辞める努力をしました。)
後半は、もう2つのスキル•資質の説明と、これらのスキルが上位に来た背景 をお伝えしようと思います。
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貴重なお時間をさいて、前半、最後まで読んで頂き大変ありがとうございました。
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