年の差婚 in オーストラリア ~非凡で平凡な日常~

妻 + 働くママ + 四人のステップマザー = 私。23歳年上の旦那さん。年の差婚、国際結婚、育児、ステップキッズ、海外での仕事や生活。非凡で平凡な日常を、オーストラリア メルボルンのビーチタウンから発信中。

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私の人生観を変えた、オマーン人からの一通の手紙 ~Don't give in~

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こんにちは。ご訪問大変ありがとうございます。

母、全然追いつかないよ😅#娘 #海外育児 #海外暮らし#海外生活 #海外在住 #海外子育て #海外移住 #オーストラリア #メルボルン #メルボルン生活 #ハーフキッズ #4歳 #4才 #女の子育児 #子育て #ママライフ #暴走 #チャリ #おてんば娘 #母と娘 #一人っ子#Australia #Melbourne#mixedkids #halfJapanese #halfScottish #ScottishJapaneseAustralian

 

娘は自転車で爆走中。

後ろから全速力で追いかける、年の差婚 in オーストラリアのかみなりかみなり3番です。

 

 

ここ↓↓↓にも書いた通り、21歳の時にオーストラリアに留学。

 

当時は学生。多国籍の留学生が住む、シェアハウスに住んでいました。

私を含め5人。その中でもオマーンの学生と仲良くなり、姉弟のような関係に。

 

そんな彼がくれた、一通の手紙。

この手紙が、私の人生観を変えてくれました。

 

恋愛、結婚、仕事 etc。

現在何かに悩んでいる方達の、ヒントになればいいなーと思い、シェアします。

よかったら読んでください。

 

 

PN : ブログを始めた時に、個人を特定出来るような記事は書かない。

と、決めていたのですが...もの凄く素敵なお話なので、決断しました。

個人を特定できるようなお話は、最初で最後にします。

 

 

 オマーンってどこ?

オマーン

どこ?と思いますよね。

ここ⬇⬇

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アバウトな地図ですが、オマーンはここです。

中東に位置し、主な産業は石油関連。

イスラム教の人口が多く、公用語アラビア語です。

  

 

 石油王の息子なの?!

彼は、オマーンの伝統的な服を、家の中では着ていました。

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オマーンの伝統的な男性の服 Dishdasha

そんな見慣れない服を着ているし、笑顔はゼロ。

なんか近寄りにくかった...

 

それでも、家のキッチンで顔を合わせることもあり、次第に話すように。

 

ある日、彼の家族やオマーンの話をしてくれました。

彼の家の写真。


家ではなかった・・・

 

 

宮殿!!!

 

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雰囲気的には、こんな感じの家。

家の中には、素敵な絨毯がひいてあり、

そこには結構な人数が映っていました。

 

そう、彼のお父さんは多妻。

ちなみに、当時オマーンでは一夫多妻制は認められていた、と。

(現在、社会の変化や時代の流れで、一夫多妻制が存続されているかは不明ですが。)

 

だから、思わず、

石油王の息子なの? と聞きました。

Yes とも Noとも言わず、爆笑していました。

 

注 : なぜ爆笑したのかも不明だし、タブーな質問だったのかなぁと。

石油王の息子なら、シェアハウスには絶対入らないと思ったけど...今でも疑問です。

  

 

 未知の世界だから、色々聞かれたよ 、、、

このオマーン人の友達。

 

文化や宗教の違いから、もの凄い角度から質問を投げかけられ、時には考えさせられました。

 

友達とオールに出かける夜。

彼 『夜一晩中出かけて楽しい?』

私 『うん』

彼 『なんで?』

私 『ななな、、、なんで?』

  

 

ボーイフレンドの事も。

彼 『ボーイフレンドと、いつ結婚するの?』

私 『結婚はまだまだ。そんな長く付き合ってないから』

彼 『そういう関係なのに、なぜ結婚しないの?』

私 『なぜと言われても・・・お互いを知る時間かな。』

彼 『みんな、そうしてるの?』

私 『みんな・・・かなぁ』

 

彼も、自分と違う宗教・文化を理解する、という努力をしていたようです。 

  

 

 一通の手紙

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一通の手紙

そんなオマーン人の友人から、日本帰国日の前日、手紙をもらいました。

手紙は空港につくまで開けないで、と。

 

空港についた私は、手紙を開けました。

手紙は数行のメッセージだけ。

 

一緒に住めて楽しかった。

素敵な時間をありがとう。

まさか、こんな出会いがオーストラリアであるなんて。

留学前は想像していなかった。

今までありがとう。

気をつけてね。

PS. Don't give in

 

 

私には、この Don't give in が突き刺さった。

 

*Don't give in = 屈しない。譲らない。言いなりになるな。という意味。

 

 

当時の私は、生活においても、恋愛にしても、全然納得していなかった。

それを分かっていたけど、変える努力は全くしていなかった。

そんなGive in する私を、彼は近くで見ていたようです。

 

 

数行だけの手紙。

だけど、彼の言葉が身に染みた。

成田行きのフライトの中で、何度も何度もその手紙を読み直した。

 

 

 疑問が残るけど...

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なぜ彼は私に

一つ疑問が残りました。

 

同じ状況が、彼と同じ文化を持つ友人に起きたら、彼は、Don't give inなんて言っただろうか。

 

私が、オマーンの文化を間違って理解していなければ、言わないと思う。

そう、彼は私の性格や文化を、十分理解してくれていました。


国籍や国境を越えた、本当の友情でした。

 

 

 その後

時は経ち、あの手紙の様に、私はGive in しなくなった。

正確に言うと、我慢や折れ過ぎる事を辞め、自分らしくいるようになった。

 

あれから約10年。

素の自分を受け入れてくれる、今の旦那と出会う事ができた。

そして、自分を人前で偽る事もなく、自然体でいれる気がします。

 

この手紙がなかったら、どうなっていたのか...

自分の頭で分かっていても、他の人から言われるのとは違う。

彼のあの一言で、私は救われた。

 

本当に、あのオマーンの友人には感謝している。

ありがとう。

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ありがとう


 

 

 最後に、皆さんへ

恋愛、結婚、仕事 etc。

悩んでいるのなら、伝えたい事は1つだけ。


PS. Don't give in.

 

 

 

 

今日もお時間をさいて読んで頂き、大変ありがとうございました。
ここ↓↓↓をピッっと押していただけたら、嬉しいです。

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