戦いますか? 戦えますか?
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こんにちは、年の差婚 in オーストラリアの かみなり3番です。
今日は、ここ⬇でも紹介した継子次女と、私に起きた事件をお話しします。
彼女は現在高校2年生。独特な感性をもつファッショニスタ。
四人のステップキッズの中で、唯一日本語を勉強しています。
この間も、日本語の宿題のお手伝い。
そんな彼女と距離が縮まったのは、たしか8年くらい前でした…
ある土曜日
当日は旦那が調子悪く、次女のバスケットの送り迎えを頼まれました。
ゲームは45分だけだから。と言われその場で待っている事に。
試合直前、泣いている次女を発見。
近寄り『どうしたの?』と聞いても首を横にふり、何も話そうとしない次女。
そうしている間に試合が始まり、彼女は泣きながらプレーをしていました。
ハーフタイム中に再度アプローチ。今度は話をしてくれました。
前日の放課後のバスケ練習中に、誰かのサンドイッチが盗まれ問題になったと。
被害にあった親が、次女を犯人と勘違いし、今日の試合前に不適切な言葉で罵声を浴びせた、と。
考えた。
サンドイッチ盗難は子供同士の問題。私は放課後の状況も知らないし、何か言える立場ではない。
でも、、、
大人が未成年者に罵声を浴びせ怖がらせた事は大問題❗
ゲーム終了後に、その夫婦と駐車場で話し合いをしようと思った。
2:1の戦い。しかも英語で。これでは負ける。
誰かを味方につけたい。
でも誰を信用していいのか...
だから...
バスケットの試合に居合わせた全員約100人を、目撃者にしようと決めた。
直接対決
ゲーム終了後、コート内にいた夫婦に接近。
私 : ●●●(次女の名前)に何か言った?
夫婦 : ???
私 : ●●●に罵声浴びせたんでしょ?
男 : 言ってない。っていうか、●●●サンドイッチ盗んだんでしょ?
私 : サンドイッチの話はどうでもいいんだけど。
どんな理由であれ、大人が子供に罵声を浴びせるのが問題なんだよ。
コモンウェルスに属しているオーストラリアにおいて、大人が未成年に対して不適切な言葉を使い、罵声を浴びせるのは刑事法に違反する行為だから💢
(100%合ってるかどうか...でも一部は正確だと思います)
夫婦 : ・・・
私 : もう一度同じ事を繰り返す。
女 : ●●●が生まれた時から、私たち彼女のお母さんの友達だから。
私: 刑事法に違反する行為だから。と、もう一度大声で言った。
女: 私たち、●●●のお母さんの友達...
と言いながらその夫婦は去った。
私は怒り狂い、後ずさりする夫婦に向かって何を言ったか覚えていない...。
長い物には巻かれろ?
翌日、近所のスーパーに買物に行くと、あるお母さんグループに声をかけられた。
『●●●ちゃん(次女の名前)のステップマザーでしょ?』 と。
さすが田舎。話が伝わるのが早い。
『よくあの夫婦に対抗したわよ。凄いわよ!!! いつかこういう日が来ると思ってた』と。
そうそう、オーストラリアにも "長い物には巻かれろ" があるんですよね。(悪い事ではないと思いますが)
私は前日の件で疲れてたし、もういい加減にしてほしかった。
とりあえず、ちゃちゃっと話しを聞き、その次の瞬間、、、
『自分の子供に同じ事が起きたら、あの夫婦と戦いますか? 戦えますか?』と。
母親達「・・・」
フリーズ。
それ以来、近所のスーパーに行っても誰にも声かけられません。
あいつ(= 私)もヤバイ奴と思わらたらしい 笑。
今思う事
この事件以来、次女と私の距離がものすごく近くなった気がします。
旦那曰く、私の事を尊敬していると。
嬉しい話ですよね😃。私はただ、次女が問題に直面していたから助けた。という普通の義務を果たしただけなのに。(その後、次女が学校でいじめられないか心配💦でしたが、特に何もなく。一安心。)
この件、私は真正面から問題解決に挑みました。この方法がベストだったか分かりません。
問題解決に取り組むといっても、様々な"戦い方"があると思います。
- 戦う= 正面から問題解決に挑む。
- 戦う= 長い物にはまかれる。
- 戦う= 問題から逃げる/距離をおく事。
これらは全て正しい選択肢であり、人生において必要なスキル だと個人的には思います。
ここで、私が提起したいのは、
もし同じ状況があなたに起きたとして...
親として大人として、自分の子供 継子 甥や姪 大切な小さな人が助けを必要としていたら、どのように問題と向き合いますか?
戦いますか? 戦えますか?
貴重な時間をさいて頂き、最後まで読んでいただけありがとうございます。
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